7月7日(木)スピード違反の件で、鹿児島簡易裁判所へ出頭命令を受け、
略式裁判を受けて参りました。
大学生時代、レポートのために裁判所を訪れて刑事裁判を傍聴したことはありましたが、
自分が主役の裁判はさすがに始めてです・・・。裁判所には40分近く前についてしまって、
近くのコンビにで時間つぶしました。
出頭命令のはがきには、朝の9時から10時までに来てくださいとあったので9時ぴったりに
受付へ。そしたら地下1Fへ行くようにとのことだったので、行ってみたらすでに20人くらい
いた・・・。みんな早いな~。って、9時以前に受付できるってことじゃないか!
それなら時間つぶさなくてもよかったのに・・・。すごく後悔してしまった。
受付で番号札を受け取った。21番だった。30分くらい待って自分の番がきた。
まずは警察の人に呼び出され、1対1で向き合う。横にも警察と1対1で向き合ってる
若者がいた。話がいやでも聞こえてきて、彼は飲酒でパクられたらしい。足を組んで、
イスに思いっきり背を倒して、いかにもふてくされているようだった。
反対に自分は足をビシっとそろえて、背筋を伸ばして、何を聞かれても
「はい、間違いありません」の一点張り。きっと、隣の彼は
「こんぐれぇでビビってんじゃねぇよ、このクソリーマンが!」とか思っていたのでは
ないでしょうか。ちなみにその日は代休とってましたが、印象よくするためスーツです。
結局、そこでは事実の確認だけで、1分くらいで終わりました。また今度は15分くらい
待たされて、検察の人に呼び出される。ここでも同じで、ただ事実の確認のみ。
そして、「横の部屋で裁判官の方がいらっしゃっていて、今回は書類だけの
略式裁判ですから・・・」と説明してくれた。自分はずっと、略式とはいえ
裁判官と直接会話するものと思っていたから、ホッとしたような、残念だったような
感じになった。
また15分くらい待たされて、今度は女の人から赤い紙(戦争の召集令状じゃないよ)を
受け取る。そしてまたしばらく待たされる。待っている間、それを見ていたら
判決が載っていた。
「被告人を罰金8万円に処する」
と書いてあった。パクられた次の日にネットで罰金の相場を勉強してたから、
8万という数字は「想定の範囲内」だった。けれども、やっぱり
現実問題としてリアルな数字を突き出されるとショック・・・。
まっている間よく見ていると、とあるブースでみんな罰金をゲンナマで払っている。
飲酒であろう、20万とか30万とか払っている人もいる。まさか、その場でゲンナマで
罰金払うとは思ってなかったから、現金用意してなかった(振込みとかだと
思っていた)。よく見てると、いかにも浮浪者っぽいおじさんに係りの人が
「今日中に払えそうもありませんか?」と聞いて、おじさんは「無理です」
と答えていた。係りの人は、「それでは検察に行って、いつまでに払えるか
相談してください。行きかたは横の人にきいてください」とか告げていた。
やっと自分が呼ばれて、罰金払うよういわれたので、銀行までおろしにいきたい
旨告げた。そしたら、ご丁寧なことに銀行ATMのある市役所までの地図をくれた。
なるほど、いくらお役所仕事でも金をまきあげるためにはいくらでも便利にして
くれるんだ・・・としみじみ思った。
10分もたたずに戻って、罰金払って、無事に裁判は終わった。
帰り道、8万あったら海外旅行とかいろいろできたのに・・・との思いが
途切れることはなかった。
略式裁判を受けて参りました。
大学生時代、レポートのために裁判所を訪れて刑事裁判を傍聴したことはありましたが、
自分が主役の裁判はさすがに始めてです・・・。裁判所には40分近く前についてしまって、
近くのコンビにで時間つぶしました。
出頭命令のはがきには、朝の9時から10時までに来てくださいとあったので9時ぴったりに
受付へ。そしたら地下1Fへ行くようにとのことだったので、行ってみたらすでに20人くらい
いた・・・。みんな早いな~。って、9時以前に受付できるってことじゃないか!
それなら時間つぶさなくてもよかったのに・・・。すごく後悔してしまった。
受付で番号札を受け取った。21番だった。30分くらい待って自分の番がきた。
まずは警察の人に呼び出され、1対1で向き合う。横にも警察と1対1で向き合ってる
若者がいた。話がいやでも聞こえてきて、彼は飲酒でパクられたらしい。足を組んで、
イスに思いっきり背を倒して、いかにもふてくされているようだった。
反対に自分は足をビシっとそろえて、背筋を伸ばして、何を聞かれても
「はい、間違いありません」の一点張り。きっと、隣の彼は
「こんぐれぇでビビってんじゃねぇよ、このクソリーマンが!」とか思っていたのでは
ないでしょうか。ちなみにその日は代休とってましたが、印象よくするためスーツです。
結局、そこでは事実の確認だけで、1分くらいで終わりました。また今度は15分くらい
待たされて、検察の人に呼び出される。ここでも同じで、ただ事実の確認のみ。
そして、「横の部屋で裁判官の方がいらっしゃっていて、今回は書類だけの
略式裁判ですから・・・」と説明してくれた。自分はずっと、略式とはいえ
裁判官と直接会話するものと思っていたから、ホッとしたような、残念だったような
感じになった。
また15分くらい待たされて、今度は女の人から赤い紙(戦争の召集令状じゃないよ)を
受け取る。そしてまたしばらく待たされる。待っている間、それを見ていたら
判決が載っていた。
「被告人を罰金8万円に処する」
と書いてあった。パクられた次の日にネットで罰金の相場を勉強してたから、
8万という数字は「想定の範囲内」だった。けれども、やっぱり
現実問題としてリアルな数字を突き出されるとショック・・・。
まっている間よく見ていると、とあるブースでみんな罰金をゲンナマで払っている。
飲酒であろう、20万とか30万とか払っている人もいる。まさか、その場でゲンナマで
罰金払うとは思ってなかったから、現金用意してなかった(振込みとかだと
思っていた)。よく見てると、いかにも浮浪者っぽいおじさんに係りの人が
「今日中に払えそうもありませんか?」と聞いて、おじさんは「無理です」
と答えていた。係りの人は、「それでは検察に行って、いつまでに払えるか
相談してください。行きかたは横の人にきいてください」とか告げていた。
やっと自分が呼ばれて、罰金払うよういわれたので、銀行までおろしにいきたい
旨告げた。そしたら、ご丁寧なことに銀行ATMのある市役所までの地図をくれた。
なるほど、いくらお役所仕事でも金をまきあげるためにはいくらでも便利にして
くれるんだ・・・としみじみ思った。
10分もたたずに戻って、罰金払って、無事に裁判は終わった。
帰り道、8万あったら海外旅行とかいろいろできたのに・・・との思いが
途切れることはなかった。